フェラー！バンチャーーー‼

 

私は森林プランナーである。４年前ぐらいに森林プランナー試験というものを東京のど真ん中で受けて、その後、森林プランナーである。

 

 

 

　プランナーとは要は、山を見て、どのような作業が適しているかを考えて、山主に話して、作業する方に伝えて、精算をするのが仕事の人間です。

 

 

 

九州中のプランナーが集まって、見識を深める機会が８月に宮崎県日南市で開催されたので参加してきた。南那珂森林組合がホスト役になってくださり、皆伐現場の作業を見学させてもらった。そこで私が見たかった機械があった。グラップルとバケットを足して２で割らないような　ザウルスロボ　という商品名の機械があります。これだけでも道づくりには相当使い勝手がいいと思いますが、このザウルスロボにフェラーバンチャという、伐倒だけできる機械がついて、グラップル+バケット+フェラーバンチャの三役なんです。実際の動きをみると、伐倒・集材が一回の動きでできる優れモノでした。写真はフェラーバンチャでの伐倒後の切り株です。緩斜面ということもあるでしょうが、チェンソーでの伐採さえもほとんどしないそうです。最先端の皆伐システムを見せていただきました。機械に乗り続けて一連の作業が終わる、そんな世の中に少しの寂しさを感じるのは、スマホさえ持たない私の旧人類的要素がそうさせるのでしょう。この頃、旧人類の開き直りも持ち合わせています。このまま、笑って、幸せに死にたいです。

 

 

 

今日の言葉

 

「ノコの目立てができる山師・ワイヤーの様々な編み方ができる山師・フェラーバンチャに上手に乗れる山師　私にとっては皆さん、素敵な山師です。」